首里城火災
2019年10月31日
3時過ぎに目が覚めた。
トイレを済まして暫くTwitterを開いてみると、
地元ラジオ番組パーソナリティの方のツイートが目に入った。
「首里城」と。
この時点では特に気にもしなかった。
別の方もそのワードをツイートしていた。
「何かあった?」
そう思い、Twitterのタイムラインを遡ってみる。
そこで初めて首里城の火災を知った。
画像や動画を見ても現実味が無い。
炎の色や煙は見える。
あれを見たら朝まで眠れなかった。
いや、少しはウトウトしていたのだけど眠ったような感じはしなかった。
朝のFM番組ではキー局(東京)の番組放送時間中と言う事もあってか、なかなか首里城のニュースが読まれない。
7時台になり、やっと地元の放送で首里城火災のニュースが出た。
その時も消火活動中。
「正殿が全焼」
…信じられなかった。
その後には北殿や南殿も全焼したと伝えられた。
いつも聴いている朝の番組でも少し内容を変更していたと思う。
昼前に地元テレビ局が特番を放送すると知り、急いでテレビをつけた。
アナウンサーがヘリコプターでレポートしていたのだけど、
信じられない映像が映ったのだ。
あの赤くて独特の正殿の形が焼け落ちていて姿形が無くなっていた。
所々、白い煙が立ち上っていたり
まだ炎が見えたりしていた。
それに続いて5時頃の映像もまたショックなものだった。
炎に包まれた正殿が崩れ落ちるところ…あれは今だに冷静には見れない。
中学の時に初めて両親に連れていってもらったり、
社会人になって数年後に父を連れて行ったり、
そして自分で行ったり。
確か5~6年前の冬か春あたりだったと思う。
あれが最後になってしまうなんて全然思わなくって。
写真はその時のものです。
まさか焼失するなんて思わなかった。
いつでも気が向いた時に行けば見れるものだと思っていた。
身内が亡くなった時にも心に穴が空いたけれども、
今回の事でもそうなった。
あまり行っていない私でもその存在は大きかったのだな。