ありがとうって言えなかった
もう3週間経つのですが親戚の伯父が亡くなりました。
近くに住んでいて、一番お世話になった人です。
父と同じ歳のいとこであり、母のすぐ上の姉(=伯母)の旦那さんと言う間柄で、
母に取っては相談しやすい人だったと今思います。
私が物心つく前から 可愛がってもらっていたそうです。
父の実家よりもよく通っていました(笑)
安心感がそこにはありました。
あたたかく迎え入れてくれていました。
たまには伯母と夫婦ゲンカしたり、親子または孫とスポーツ観戦したり。
特に高校野球には行っていましたね。
働き者で畑仕事や地域活動、小さい孫たちの世話。
日課のウォーキング。
とにかく活発な伯父でした。
それが去年、発見も難しく治るのも難しい病気が見付かり療養しながらも力仕事やスポーツ観戦以外はやっていたそうです。
前月末に伯父の容態が思わしくないとの連絡が来た日。
私は大学のレポート締め切りでパニックになりました。
どうにか午前の早い時間に合わせて提出に行った後、帰宅すると同時に母が伯父がいる病院へ行こうとしていました。
今でも あの時、母についていけば良かったと思ったりします。
まさか翌日亡くなるなんて…思わなかったんです。
連絡をもらった時、悲しかったです。
涙が止まらなくて止まらなくて。
信じられなかったです。
私と母の健康診断が終わってからお見舞いに行く予定だったのに。
伯父は亡くなる前に家族みんなに会ったそうなので、これで良かったのではないかと思ったりもします。
会えなかったら辛いものね。
自分は「ありがとう」が言えなかったのが心残り。
あんだけお世話になったのに。
たまに伯父の家の側を通るけど、静かで物寂しいです。
みんなを見守っててね、伯父さん。